2012年10月13日土曜日

世界選手権大会参加レポート 2 (シニア)


世界選手権の感想

TOKYO DOME ROLLER×SKATE ARENA   戸取大樹

団体としての代表
日を追う毎に団結力が強まり、日本代表としての自覚も成長していったように思います。集団なのでぎくしゃくする部分も確かにありますが、今回の代表については良い意味でまとまっていたと思います。最年長としてとりまとめに努力しましたが、全体をうまくコントロールしていた大谷監督のおかげと思います。

スケジュール
イタリア開催とのことで多少の覚悟はしていましたが、到着早々迎えが40分ほど来ないという事態に見舞われました。現地入りしてからも、基本的にバスは30分待ちが基本でしたが「郷に入っては郷に従う」で、皆だんだん慣れていきました。

連絡・言語
海外では、紙での連絡は目安でしかなく、口頭で目を見て念を押しての確認が必要不可欠です。そのためには少しの語学力と、こちらから話しかけていく努力が必要です。今回、後半にはジュニアも現地の言葉で挨拶するようになったり、良い兆候が見られました。周知の通り、外国では2カ国語3カ国語は当たり前のことです。代表になる人間は多少の知識と、コミュニケーションを積極的にとる練習も必要と思います。他の選手とコミュニケーションを取ることはレース中にも大きく影響してきます。合宿などで夜の時間に30分でも学習時間を入れるのも手だと思います。

レース
一部20000mで審判のコールミスがあり悔しい思いもしましたが、全体として良い結果を残せたとは言えません。走りのとっかかりは見えているものの、出だしの加速、ライン取り、高速時の姿勢維持など、足りない部分がどんどん露呈していきました。
一言で言えば、走りにダイナミックさが足りない。他の選手は、体の隅々まで大きく動かし、体重そのもので滑っていくイメージです。それに対し自分自身は、胴体に付いた手足をバタバタ動かして漕いでいる有様でした。集団に付いていけてない他の選手を見ても同様の感想です。
筋力だけの問題ではないように思います。台湾のウィリー選手の走りはその意味で象徴的で、他の選手の2/3くらいの歩数で、ダイナミックに、かといってアイススケートのようにがっちりした動きではなく、動的に進んでいきます。体重を前後左右自在に動かしながら振り子のように進んでいくイメージです。
過日、台湾合宿で受けた黄コーチの指導がまさしくそれで、まずその基本をこの冬までに身につけて行きたいと思います。

スピード
昨年に比べ、(世界選手権の雰囲気に慣れたこともあり)恐れることはなくなりました。ベストのラインでベストの走りをすれば、なんとかついていけるようです。ただ、少しでも間違った動きをすると途端に10m遅れてしまうほど、まだ余裕のない状態ではあります。また、毎日ベストの感覚を維持することができず、日によってばらつきがあるのも確かです。世界選手権会場で感じた良い感触を忘れずに、反復して定着させていきたいと思います。
最速ラップは、16秒台になんとか乗ってきました。まだトップとは1.5秒の差があります。来年までに0.5秒以内の差にしていくつもりです。

トラック
今回の会場はvesmacoが塗り直したそうですが、グリップ、伸びともに素晴らしく、江戸川と同様のすり鉢状の旧形態ながらタイムもでるリンクになっていました。大谷さんとともに、出店していたコート会社の案内をもらってきました。将来、江戸川その他の塗り直しの際には、積極的に関わっていきたいと思います。また江戸川に関しても早期に改修、再塗装ができるよう働きかけて行きたいところです。

最後になりましたが、事前のとりまとめ、宿その他の手配、現地での引率、連絡、ブログでの公表等、役員・監督皆さんのご努力に感謝します。

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                                                                                           アースビート所属 岡部文武

今回、世界選手権に初めて参加して感じたことは、動画でレースを観るよりも、実際にレースに参加したり、観戦したりすることで、自分の至らぬ点や今後のトレーニング内容が明確になるということである。
私の場合、大学での研究でインラインスケートのコーナーの技術を取り扱っていることもあり、コーナー局面に集中してレースを観戦していた。観戦・レースをして感じたことは、コーナー時の体重移動や脚数の違いである。体重移動に関しては、世界選手権でアップされた写真などから、私の場合、腰からではなく上体が大きく動いてしまっており、スピードが出ていないにも拘らず、遠心力に負け、大きくロスしていた。これに対し、他の選手は、上体だけではなく、腰ごと体重を移動しており、スピードが出ていてもコーナーで膨れ上がっていなかった。また、コーナー出口での加速に関しては、脚数を増やしダッシュに繋げている世界のトップ選手に対し、私は、脚数を増やしても、それがダッシュに繋がっていなかった。そのため、コーナーに関する私の当面の目標は、①コーナー時の体重移動を改造することと②コーナー出口での加速に関して、脚数を増やした時にダッシュにつなげることの2点が挙げられる。
そこで問題になるのが、どのようなトレーニングをしていくかということである。今私が考えているトレーニングであるが、体力トレーニングよりも、フォーム修正・改造といった技術トレーニングの比重を大きくしていこうと思う。特に、体重移動に関しては、ドライスケーティングやスラロームなどをトレーニングに取り入れ、コーナーの技術に関しては、腰から上を同時に移動させることや、スピードが挙がった時に怖がってしまう癖もあるため、加速走などでスピードに慣れる、また、そのスピードで、コーナリングができるように基礎固めを行っていこうと思う。



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