2013年10月1日火曜日

2013年世界選手権大会(ベルギー)参戦レポート

2013年度世界選手権大会に参戦しました選手、コーチのレポートを掲載いたします。

応援していただいた皆様ありがとうございました。

【ジュニア女子】

ブリザードクラブ 吉野 友梨

世界選手権に行って感じたこと。
私は、今年初めて世界選手権に行ってまだまだ練習が足りないなと思いました。リンクのレースでは300mは自己新記録が出せたのでよかったです。
500mと1000mは最初っから離されてしまって悔しかったのでもっと世界に通用する体力が必要だと思いました。
10000mは予選で16位であと1つ順位を上げれば決勝に行けたのにもっと踏ん張れなかったのが悔しいかったです。
15000mはすぐにオミットされてしまったので、最後まで残れるようにしていきたいです。
ロードレースは、200mは20秒代だったので、次は19秒代に乗れるように鍛えていきたいです。
500mは予選でちゃんとついて行って日本新記録がだせたのでほんとによかったです!次は決勝に行けるようにします!
10000mはオミットされてしまいました。
次はポイントを取れるように前に積極的に行きたいです。
20000mは全部ついて行けましたがもっと順位をあげたかったです。
最後の42*195㌔は完走することが目標で、完走でき思ってたより順位が25位とすごくいい結果をだせたのですごく嬉しかったです。次は10位代には入りたいです。
今回の世界選手権で自分の実力をわかったのですごく勉強になりました。
もっと速くなって日本の旗を持てるような選手になりたいです。

豊中ランナーズ 安高 きら
         

今回初めて世界選手権という大きな大会に出場させてもらいました。
世界の選手と戦う中で、たくさんの改善点をみつける事が出来ました。
リンク  300m 緊張の中でも思い通りに滑れました。
      自己新をだすことができて嬉しかったです。
ロード 200m とても緊張し、膝も曲がらず思うように滑れず、
             速さのかけらも無かった滑りになりました。
     改善点→足数をいれる、膝を曲げる、コース取りを考える。
リンク 1000m スタートでワンテンポ遅れる。何が何かわからないまま終わりました。
ロード 500m   スタートダッシュで10mの差がつきました。
     改善点→スタートダッシュからトップスピードまでの時間短縮。
リンク 10000m 始まって3周で転倒しました。初めての長距離で人の多さ、
             緊張でびっくりしました。
     転倒後追い上げて先頭に出れた事はすごく良かったと思いました。
ロード 10000m 最初から何もできず、すぐにオミットになりました。
             実力不足を痛感させられました。
     改善点→焦らず、落ち着く。周りを見る力。
                             どんなコースでもダッシュ出来るようになる事。
リンク 15000m 集団の中に入るのがとても難しかったです。
     1周1周オミット争いをしてどんどん体力がけずられていきました。
ロード 20000m スタートで失敗して、いきなり最後尾。
     そこから中盤グループまで追いついた時のコーナーで、
            遠心力と他選手達とのぶつかりあいで上手く曲がれず
            コーナーに激突し転倒してしまいました。
     改善点→あたりまけしない体幹作り。

自分で見つけた改善点を1つ1つ克服して、もっともっと速くて強い選手になれるように努力します。

【ジュニア男子】

ブリザードクラブ 川畑拳吾

~世界選手権のレポート~
今回の世界選手権では、自分が思うような結果を得ることが出来ませんでした。
単純にスピードが足りませんでした。
スピードが足りないので、積極的なレース参加が出来ず、予選通過のチャンスを逃してしまい、とても悔しい思いをしました。
スピードを上げる練習と、加速力を上げていきたいと思います。
また、その為には何が必要で、どうしなければいけないのかを考え、自分のイメージしたスケーティングに近付けていきたいです。

ACCEL   加藤 勝己

2013年世界選手権参戦レポート

今回で2回目となる世界での戦い、思い起こせば1年前は何も分からず世界に挑戦し、外国選手のスピードに圧倒され、そこでスピード、体力、技術、大人数を目の当りにして、その差が大きな差だと思い、自分なりに考えて1年努力して世界にどれだけ近づけたのか?挑んだ世界選手権でした。
まず、前半戦のトラック競技で思った事は、予選で先頭に出た時、後ろの選手に押され、スピード貰っているよう感じで楽に先頭が引く事が出来ました。
その反面、後ろの方に行くと周囲の選手とのポジション取りで体力を徐々に消耗する違いに気が付きました。
後半戦のロードでは、昨年出場したイタリアよりコース幅が狭く、他国の選手を抜ってなかなか前方にいけない事が残念でした。
全体を通じて、レース中10番以内でレースを運ぶ事が出来ればチャンスが来るはずだと思います。
でも、大会一番気が付いた点はコース全面にいる選手の間を抜って行く事が必要です。
どの様な練習で抜っていく力を手に入れる事が僕は一番の課題だと思いました。
最後になりましたが世界選手権の出場に向けていろいろとご支援頂いた皆様、本当にありがとうございました。

豊中ランナーズ 是津 延泰

今回は四回目の海外の大会でした。
 出場したのは、大半が長距離です。
リンクのポイントレースでは、ポイントを取りに行くことも出来ず、ただ後ろでエルミされないように走っているだけでした。それどころか、予選を通過することも出来ず、不甲斐ないばかりでした。
リンクはもう一種目の500mは転倒したので、自分が本当はどの辺まで走れたのかはわかりませんが、今の速度では予選通過など不可能だと感じました。
ロードのポイントでは、ポイントを取りに行くことはできませんでしたが、一度だけ集団の前に出ることができました。が、予選通過はあと一人というところで不可能で、まだまだ実力が無いということがよくわかりました。
ロードではリレーにも出場しました。他二人の方が僕より速いということは明確なので、二人に迷惑をかけないよう、集団から離れないという目標で走りました。結果的には三着で、予選は通過できませんでしたが、良かったと思います。
 最終日のマラソンでは、集団の後ろにずっと居るという形になりましたが、完走することができました。今回は少なくとも完走という目標でした。完走だけを考えた試合だったと思います。まだまだ力が無いから後ろにいるんだな、と感じました。
 今回の世界選手権全体を通して感じたことは、まだまだ力不足であり、世界選手権にただ出場しているだけだということでした。次回、出させて頂ける時までに出場するだけではなく、レースを作って行ける速度で、一桁を目指す!という目標を作ることができる試合だったと思います。


豊中ランナーズ 小山 滉平

僕は今回初めて世界選手権に出場し、得た事がたくさんありました。
今まで世界選手権のビデオを見たり実際に生で見ていましたがその中に入りレースをすると考えが変わりました。
外から見ていた時は世界との差はすごく大きいな。と思っていました。
ですが実際に滑ってみると正直、思っていたよりも滑れていた自分がいました。
今以上に練習したら絶対に上に昇っていけると確信しました。
上に昇るために今の自分に何が足りないかを今回の世界選手権で多く見つける事ができたと思います。
来年以降に向けて、世界で闘える練習を日々していきます!
今回、同行して頂いたメンバー、監督、応援して頂きました方々皆様ありがとうございました。

【シニア男子】

アースビート 岡部 文武

 今回で2度目の世界選手権でしたが、海外の選手は速いなぁ、というのが感想です。しかし、練習すれば海外の選手に追いつくのか、というと素直に頷けません。大学院でインラインスケートの技術について研究をしているので、「研究」という点から今後の展望について述べていきます。
 おそらく多くの選手が海外のトップ選手の滑り(以下、理想像とします。)を観て、分析し、練習していると思います。確かに、それが速くなるためには手っ取り早い方法です。ただ、ここで問題になるのは、理想像がわかり意識すれば「できる」ようになるか、ということです。おそらく、運動感覚が鋭い選手は比較的「できる」のでしょう。しかし、スポーツ運動学の分野では「わかる」と「できる」は全く異なる次元の問題であり、多くの選手は「わかってもできない」と考えなくてはなりません。例を挙げるなら、速い選手に共通するスケーティングと指導している選手のスケーティングを比較して、その違いがわかったとしても、実際に行わせてみると「できない」ということです。このような場合、「なんでできないの」と選手を咎めることはスポーツ運動学におけるタブーであるため、「意識してもできない」のではなく「どうやってスケーティングを修正・改造していけばいいのかわからない」と考えなくてはなりません。しかし、日本の現状では、技術論・指導論についてはあまり論じられていないような気がします。一方、海外では研究こそないにしても、技術論や指導論、トレーニング理論を掲載した指導書が存在します。私は、この違いが日本と海外との競技力の違いにつながっていると考えています。そのため、私は「わかっていてもできないことを、どのようにすればできるようになるか」について研究していき、技術論及び指導論の確立に力を入れていこうと思います。そして、そこで得られた研究成果を日本の競技力向上のために役フィードバックしていこうと思います。

Tokyo Dome Roller x Skate Areana  戸取 大樹

【参加種目】トラック 300m、500m、1000m、10000mPE、15000mE
      ロード  200m、500m、10000mP、20000mE
      マラソン 42.195km
まず始めに、参加に当たって様々な形で応援していただいた方々に心から御礼申し上げます。特に、代表オフィシャルサポーターとなっていただいた株式会社ムラサキスポーツ、株式会社ウエイブワン、またALLEZ!JAPANを通じてサポートしていただいた方々、その他多くの方の支援で、日本代表として参加することが出来ました。また、現地では大谷監督の奔走のおかげで、滞りなくレースに専念することが出来ました。改めて御礼申し上げます。

体調管理
今回は体調管理に苦労しました。仕事の方の疲れと移動からか、現地入りした日は酷い頭痛と胃炎に悩まされました。その後頭痛は引いたり戻ったりだったものの、胃炎の方は帰国後もしばらく続きました。

レース
代表選手として準備不足だった感は否めません。体調が悪かったこともあり、現地入りした時点でモチベーションをピークに持っていけていませんでした。今回は特に通常の生活と競技との切り替えの難しさを強く感じました。大会が始まってからはレースに挑む姿勢に変えていけましたが、1年をかけて照準を合わせて来ている各国の代表選手達と、そのような状態でまともに戦える道理もなく、全て予選敗退という結果になりました。
個人的には多くの収穫があったものの、日本代表の選手として十分なレースが出来たかというと、悔しい思いだけが残ります。

課題
技術的には、もうずっと指摘されている通り、加速が大きな課題です。途中ラップがどれだけ速くなっても、スタートで遅れる、ダッシュに遅れる状態でレースにはなりません。逆に加速さえできれば、そこから勝負に加わることができると思っています。
また、個人的な遠征で年に何度かはアジア圏の選手と走る機会はあるものの、大会前に、高速レースや当たりの厳しい海外レースに身体を慣らしておくことも重要だと感じています。

その他
会期中、トップ選手を含む何人かの選手から「ジャパンオープンはいつやるの?」と聞かれました。日本でレースをしたいと思っている海外選手は多いです。もし開催できればこの機会を利用して強い選手の走りを盗みとるチャンスです。トップ選手の参加するレースを開催することで、開催地のレベルは上がります。第1回では海外選手とのレベルの差が大きすぎるかもしれません。しかし2回目、3回目には確実に詰めていくことできます。強化には様々なアプローチがあると思いますが、一つの方策として開催できればと思います。


【コーチ】

日本ローラースポーツ連盟 スピード専門委員
大谷 哲也


2013世界選手権を終えて

今年の世界選手権のコースですがトラックは昨年とは一転して高速トラック、トラックの世界記録10種の内8種が今回の世界選手権で更新されて居る事からもトラックの速さが見て取れます。
ロードに関してはコース設定がタイムを出せる設定ではなかったので(ゴール前は登り坂でした)世界記録は1種しか更新されていません。
それでも、世界の傾向としてトラック、ロード共にレースの高速化がさらに進んで来ています。
今後の世界選手権、アジア選手権でメダル、入賞を狙うのならばレースの高速化への対応を意識していく事が重要です。
レースの高速化に対応する為にはスピードを上げる事が必要となります。
スピードを上げる為にまず見直すべき点がスケーティングフォームです。
選手の皆さんはまずスケーティングフォームを見直してみて下さい、プレート、膝、腰、肩のライン、スケートを置く位置や体重移動のありかた等、見直す点は多々あります。
修正点がある=速くなる余地があるという事です、一つ一つ修正して世界との距離を縮めて行きましょう。
次にトップスピードへの加速を如何に短時間(距離)で行うかも重要になってきます。
加速時間(距離)を短くしてトップスピードに乗るためには一時的に回転を上げる事が必要になると私は考えています。
ピッチとストライドは相反する物と思っているかもしれませんが、大きくストライドを取りながらピッチを上げるという事を世界のトップ選手は行っています。
今後練習の際に選手の皆さんには、大きく長く乗る練習(縦の展開に対応)に加えて、短い距離で加速する練習(横の展開に対応)を意識してほしいと思います。
世界でアジアで戦っていく為の具体的な目標タイムとしては、スタートの100m区間で男子9.5秒、女子10.5秒を出せる事が一つの目安と考えています。
このタイムがクリア出来れば300mは男子で25秒、女子で27秒が必ず出せます。
静止状態からのスタート練習は1周ダッシュ以上に加速の良いも練習になります。
長距離でも遅いスピードから一気に加速される展開は良くある事ですのでやっておいて損はありません。
長距離でもはそれに加えて16~17秒で周回を重ねる事も必要となりますが、まずは先頭に付いて行く事が出来なければレースには成りません。
選手の皆さんはまずスピードをどうやって上げるのかを意識して今後も練習に励んでください。

韓国、台湾、中国、香港、イラン、インド、インドネシア、タイ等のアジア各国は相当レベルが上がってきています。
今のままではアジア選手権で入賞どころか完走さえ出来ない状況になって来ています。
連盟としてもこれらの事実を踏まえた上で、来年度以降の強化合宿の期間や回数の見直し等を行う必要があると考えています。
世界選手権や強化合宿に参加した選手には簡単なメモを配ってありますが、練習方法やフォームの見直し等で選手の皆さんが私に聞きたい事があるならメール、電話なんでも構いませんので連絡を下さい。
練習を見に来て欲しいと言われる方が居るなら出来る限り対応させて頂きます。
最後になりましたがスポンサーとして御協力頂きました株式会社ウエイブワン様及び株式会社ムラサキスポーツ様。選手派遣の為に御協力頂きました連盟役員、保護者、チーム代表の方、大会期間中同行して頂いた保護者の方、そして大会で全力を尽くしてくれた選手の皆様の御協力にお礼申し上げます、ありがとうございました。

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